今回はクイン・ベリルにジェダイトが説教されるところから始まる。
2連続で作戦が失敗した上、その原因も同じとなれば、そりゃ叱られるよ。
でもまだまだ自信たっぷりのジェダイト。
今回は隠密に進めているとのこと。
どうやら敵は出方を変えてくるようだ。
また、今回の妖魔は「フラウ」という名前らしい。
場面は変わり、十番街の夜。
うさぎは部屋でラジオを聞いていた。
寝巻姿のうさぎはここが初登場かと思う。
なぜか寝巻なのに髪を余計に飾っている。
寝癖になるだけだよ・・・?
ラジオ「
昔の日記には、あなたのことばかり。
そして、今の日記には、昔のことばかり。
会いたい。
もう一度、あなたに会いたい。
会って、私の本当の気持ちを伝えたい。
」
「ユメミルハルナ」というペンネームで送られてきたお便りらしい。
普通「ラジオネーム」っていうと思うけど、作中では「ペンネーム」って呼んでいた。
何にせよ、名前も内容も痛い。
ラブレターを募集して、それを読み上げるという番組らしいが、なにその恐ろしい黒歴史量産番組。
ラブレターが採用されたら「恋が実るフラワーブローチ」が貰えるらしいが、これが今回のキーアイテム。
番組のパーソナリティは「J・ダイトー」。
・・・ジェイ・ダイトーね、なるほどね。
翌朝、父謙之は新聞を読みながら、謎の睡眠病が流行しているらしいことを呟く。
説明屋のお役目、ご苦労様です、謙之さん。
ちなみに食卓は、食パンとサラダとベーコンエッグと、よくわからない茶色いの。
うまそうだな、と見てたら、寝坊したうさぎが飛び込んできた。
こいつ初回から3話連続で寝坊してるよ。
超のび太級だよな。
大慌てで登校したうさぎ。
だが、春菜も遅刻したのでセーフ。
というか春菜の様子がおかしい。
謎のブローチをしていて、「眠くて眠くて」と言うやいなや、教壇で眠り込んでしまった。
呆然とする教室。
おい、ひとりオッサンみたいなモブいるじゃねぇか。
どうやっても起きない春菜が救急車で運ばれていってしまったところで、場面はラジオ局「FM No.10」へ。
存在しないはずの「ミッドナイト・ゼロ」という番組に、なぜか大量の手紙が届くらしい。
この手紙を処理しますと言って登場する局員のお姉さん。
怪しい。
さらに場面はうさぎとなるの帰り道へ。
なるちゃんもミッドナイト・ゼロに投書してるらしく、うさぎも乗り気になったところで衛にぶつかる。
そして間違えて電信柱に謝る・・・なんてベタなドジキャラの法則だろう。
衛とのお約束を済ませて帰宅したうさぎは自分も投書ラブレターを書こうと一念発起するが、全然文章が浮かばない。
このときのゲンナリしたうさぎの不細工なこと・・・。
結局、J・ダイトー本人にどう書いたらいいか訊きにいくことにして部屋を飛び出してしまうが、ラジオ局の守衛にミッドナイト・ゼロなんてやっていないと言われて、入館を断られてしまう。
納得できないうさぎはラジオをもう一度確かめるが、番組はちゃんと始まった。
読み上げられたのはなるちゃんのラブレター。
しかしそれを読んでいるのは、なんとジェダイト。
そう、J・ダイトーの正体は、な、なんとジェダイトだったのだー(棒読み)。
学校でフラワーブローチを開封するなる。
フラワーブローチは、春菜が着けていたブローチと同じものだった。
こうして春菜がラブレターを書いて送っていたことがバレたのだ・・・。
なるはフラワーブローチをつけるやいなや、深い眠りに落ちてしまった。
うさぎも巻き添えになりかけるが、ルナが怒鳴りつけて、どうにか甘ったるい夢から覚める。
こうしてうさぎとルナは、ラジオ局が怪しいという意見に達するのだった。
ラジオ局に潜入するため、いよいよ新しいひみつ道具「変装ペン」の登場だ!
変装ペンのバンクは簡潔ながらも洒落てて、なかなかいい。
こうしてうさぎは美人アナウンサーになった。
自分から「美人」なんてつけるうさぎにあきれるルナだが、自分から「美少女戦士」って言ってるんだから仕方ないのだよ、こいつは。
局内ではジェダイトがミッドナイト・ゼロ放送中。
うさぎはスタジオに乗り込んで、番組に割って入る。
番組をめちゃくちゃにされたためにブチ切れた局員のお姉さんが変身。
こいつが妖魔フラウか。
口から光線?爆風?を吐き出してうさぎを吹き飛ばした。
うさぎはここで吹っ飛びモーションをキャンセルして変身バンク発動という上級テクニックを披露笑。
登場したムーンに、ジェダイトは自分の名前を明かす。
ムーンに敵の情報がここでひとつ渡ったことになる。
ムーンはジェダイトが、敵の親玉だと誤認しているようだ。
一方、この展開なら、ジェダイトも「セーラームーンの正体は女子アナ」と誤認してもおかしくないはずなのだが、なぜか以後そのように思っている節は見当たらないんだな、おかしいな。
とりあえずムーンに変身はできたものの、フラウの攻撃は依然キツいキツい・・・とにかくこいつは素早さがすごいみたいだ。
しかしムーンもさるもの、フラウの爪攻撃の回避モーションをキャンセルしてティアラという、またも上級テクニックを披露。
また、スカったティアラも軌道修正できることが判明。
これでフラウ一撃死。
残るはジェダイトとのタイマンだ。
まずムーンがティアラを投げるが、ジェダイトの念力みたいなので失速、落下。
仕方なく格闘戦を挑むが、これも念力で弾かれる。
にじりよるジェダイト、ムーン絶対絶命であるが・・・?
うん、わかってた。
邪魔が入ったのを見たジェダイトは黙って引き下がる。
何か言えよ、妙にテンポが悪いぞ。
一方ムーンを救った薔薇の主は・・・。
帰った。
戦いを終えて、うさぎは学校でタキシード仮面にラブレターを書いていた。
すっかり目を覚ましたなるや春菜は興味津々、うさぎを追い回して、そのラブレターを強引に読もうとするのであった。
ちなみに、このときの元気になった春菜の襟の作画がおかしいけど、寝起きだから着付を間違ったんだね、きっとそうだね。